協会の目指す住宅
IDEAL HOUSING
ハニカム構造・断熱ブラインドとは?
ハニカム構造・断熱ブラインド《ハニカムaSsu》は、ハニカム(蜂の巣)形状の構造に空気を閉じ込めることで、窓からの外気の流入や室内の暖気や冷気の流出を抑える「窓の断熱材」の役割を果たします。
スクリーンのように上げ下げすることができ、シェードとして冬は上げた状態で日射を室内にとりこんだり、夏は下げて日射遮蔽も行えます。
さらには一般的なカーテンのように採光・遮光する調光性や、外からの視線をカットする目隠しとしても使えます。
用途に応じて商品サイズ、採光生地、遮光生地、操作タイプをオーダーメイドできる商品です。
ハニカムaSsuの特徴
1.窓の優れた可変断熱材
なぜ窓の断熱が必要か?
それは、住宅の中で最も熱の出入りが多い場所であることです。熱の出入りの47%が窓からされています。そのため、大きな窓を活かしつつ快適性と省エネをもたらすには窓からの熱の出入りをコントロールすることが重要です。
ハニカムaSsu 冬の断熱効果
ハニカムブラインドを閉めると17℃の温度となり断熱効果が分かります。
※環境によりデータは異なります。
断熱性能を決める空気層タイプ
ハニカムブラインドの断熱性能[U値]は空気層によって決まります。
最も断熱性能が高いのはダブルの空気層タイプです。ハニカムブラインド単体でアルミ樹脂複合のペアガラス以上の性能を発揮します。シングルタイプの空気層は、空気層が大きいほど断熱性能は高くなります。
採光タイプ
遮光タイプ
防炎タイプ
2.さまざまな部屋にもマッチするユーティリティ性
ハニカムブラインドは、さまざまな部屋*¹に対応ができます。採光タイプは、閉め切った状態でも明かりが取れるためリビングや吹抜け、子ども部屋などに最適です。遮光タイプは、外からの光を遮るのはもちろん、UV(紫外線)を99.9%カットするため、暗くしたい寝室やシアタールームなどにマッチします。また、防炎タイプは、消防庁の防炎登録を受けているためキッチンやダイニング、非住宅物件にもおすすめです。
他にも和室に使ったり、間仕切りとして使ったりと豊富な活用方法があります。
取り付けにはカーテンレールなどは必要なく、手の届く範囲であれば専門業者でなくても簡易的に設置することができます。
※1浴室設置は不可
3.優れたデザイン性
ハニカムブラインドは窓に合わせて1mm単位のオーダーメイドで製作されるため、どの窓にどんなブラインドを設置したいのか、お客様の好みでお選びいただくことができます。窓枠内に設置をすることが出来るため、カーテンをつけるよりもすっきりとした印象のお部屋になります。お部屋のイメージに合わせたコーディネートが出来るよう複数のカラーバリエーションをご用意しています。
4.高いコストパフォーマンス
一般的なオーダーカーテンと同程度の予算で導入が可能です。
更に、家全体の断熱性能が高くなる為、エアコンなどの冷暖房の効きが良くなり光熱費の削減にも貢献します。
窓に設置するアイテムには、カーテン、スクリーン、シェード、ブラインドなどがありますが、省エネ効果を期待するなら、ハニカムブラインドが断然おすすめです。
パッシブ設計との親和性
パッシブ設計とは、自然界にある太陽などの恩恵を受けるような設計デザインを心がけ、基本となる断熱・気密・蓄熱により住宅の保温性能を向上し、使用するエネルギーをできるだけ少なくするという考え方です。
特に窓のからの日射取得を有効にする設計スタイルから、大きくなった窓からの熱損失にブレーキをかける必要もあります。特に季節・時間帯・天候に応じて窓を有効的に使う為には、窓の日射取得量が変動しないと実現できません。
ハニカムブラインドは、「開けたり」「閉めたり」できることで窓の性能を変化させ日射取得と日射遮蔽が実現できます。今後のパッシブ設計には欠かせない「窓の可変断熱材」として、お手軽に活用いただけるアイテムです。